田原区は南アルプスと中央アルプスに囲まれた自然豊かな地域。
南アルプスの源流から流れ出る豊かな水を利用した稲作を行っています。
長野県伊那市の三峰(みぶ)川水系でとれるお米は「川下り米」と呼ばれ、昔から地域で親しまれてきました。南アルプスを水源とする清冽な水で育つこのお米は栄養がたっぷり。信州大学農学部の分析結果では、リン、ケイ素、カルシウム、鉄、亜鉛、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいることが分かっています。栄養だけでなく食味も良く、その味はブランド米にも引けを取らないおいしさです。炊き上がりはみずみずしく、もちもちとした食感で甘みが口の中に広がります。冷めてもおいしいので、お弁当にもおすすめです。
当法人では環境保全型農業に取り組み、減農薬栽培によるお米を生産しています。JA上伊那の生産基準の要件を満たした上で、生育期間中の使用農薬の成分数を8成分以内(慣行栽培12成分)とする契約を結んでいます。首都圏の保育園(全20園)などにも「田原米」として安心安全なお米を提供しています。
土を掘り起こして肥料をすき込み、栄養がたっぷり入った田んぼを作ります。土作りは収量や品質に大きく影響するため、お米作りの基本とされています。
土を掘り起こして肥料をすき込み、栄養がたっぷり入った田んぼを作ります。土作りは収量や品質に大きく影響するため、お米作りの基本とされています。
土を入れた育苗箱に稲の種をまき、苗の状態を見ながら水の管理を行います。芽が出て小さな苗になるまで、ビニールハウスの中で育てます。
田んぼに水を入れて、トラクターで土と混ぜ合わせながら平らにならします。これは稲をしっかりと育てるための重要な準備です。
土を掘り起こして肥料をすき込み、栄養がたっぷり入った田んぼを作ります。土作りは収量や品質に大きく影響するため、お米作りの基本とされています。
田んぼの水の量を調整し、こまめに管理を行います。また、草刈りや防除を行いながら稲の成長を見守ります。
稲が実ったら、コンバインで刈り取りと脱穀を行い乾燥機にかけます。その後、玄米の状態で低温倉庫で保存します。
収穫が終わってもまだ作業があります。稲刈り後の田んぼをトラクターで起こして、稲わらなどの有機物の分解を促進します。来期に向けた重要な作業です。